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言葉の魔法 マジシャンズチョイスの世界

言葉の魔法 マジシャンズチョイスの世界

販売価格: 1,500(税込)

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商品詳細

日本語のせりふに重点をおいたマジシャンズ・チョイスの解説書です! 

 マジックにおける技法として、マジシャンズ・チョイスがあります。技法と言えば、カード、コインなどの道具を使うことが多いのですが、マジシャンズ・チョイスは会話だけで成り立っている技法です。そこにマジシャンズ・チョイスを会得する難しさがあると思います。

 例えば、カードマジックの技法であるパームに関する解説書やDVDは、国内外を問わず多く発売されています。特に、DVDではパームだけを扱っているものもあります。パームを学ぶときに、DVDや解説書などを見て、鏡の前で練習される方も多いと思います。
 しかし、マジシャンズ・チョイスに関しては、解説書、DVDの中で、その仕組みについて、少しだけ触れているものがほとんどです。マジシャンズ・チョイスにおいて重要である「会話」、「せりふ」についても述べた解説書は、国内外を合わせても数点しかなく、自分でマジシャンズ・チョイスを習得する環境が整っていないのが現状です。

今回、私は「日本語のせりふ」に重点をおいた解説書を書きたいと思い、この冊子を作成しました。


本文 3ページより

 ☆マジシャンズ・チョイスの会話例
マジシャンズ・チョイスにとって、最も大切なものは『せりふ』です。『せりふ』によって、マジシャンズ・チョイスが良くも悪くもなるのです。良いマジシャンズ・チョイスを解説する前に、良くないマジシャンズ・チョイスがどのようなものかを見てみましょう。次の会話例を作ってみました。

『良くないマジシャンズ・チョイス』

1円、10円、100円、500円の4枚の硬貨がテーブルに1列に並べてあり、100円を観客にフォースさせたいとします。

「今から、あなたが選ぶ硬貨を予言します。こうやって、予言を紙に書いて、ここに置きますね。」

<演者は100円と紙に書いて、テーブルに置きます。>

「4枚の硬貨から1枚を決めて、選んで下さい。」

<観客が10円を選んだとします。>

「10円を選びましたね。では、もう1枚選んで下さい。」

<今度は観客が500円を選んだとします。>

「選んでいただいた2枚は使わないので、こっちの方に除けておきましょう。」

「もう一度、どちらか1枚を選んで下さい。」

<観客が100円を選んだとします。>

「100円を選びましたね。さぁ、先ほどの予言を見てみましょう・・・・」

次のページで、この会話について考察してみましょう。

上記の会話例に対し、9ページにわたって考察しています。
○上記のせりふのどこが良くないのか。
○すべての動作が一連の流れとして受け入れられるには(こじつけと思われないためには)、何に注意をすればよいか?
○そのためには、どんなせりふを使えばよいのか?
○逆に使ってはいけないせりふは何か?
 
などを考え、新たな会話例を示しています。
さらに、3つのアイテム、8つのアイテムに対するマジシャンズ・チョイスについても解説しています。
A5サイズ全21ページで、盛りだくさんの内容です。

目 次
☆はじめに
☆マジシャンズ・チョイスの会話例
  <考察>
☆手順1『硬貨的な心理テスト』
   <手順1の考察>
   <手順1のポイント>
   <さらなる考察>
☆手順2『硬貨的な心理テストII』
   <手順2のポイント>
☆手順3『セーフ』
   <手順3の考察>
   <手順3のポイント>
☆手順4『小物の予言』
☆手順5『小物の予言II』
   <手順4、5の考察>
   <手順4,5のポイント>
☆あとがき